Let's live happily

ニート女の旅日記

ニート2023年タイ、チェンマイで年を越す🎍

わたしの死ぬまでにしたいことリストの1つ

『海外で年越しをする』

を実行することができた。

 

2022年から2023年を迎える場所は

タイ、チェンマイのターペー門!!!

 

12月31日

私はすこぶる体調が悪かった。

食あたりだと思うが、気持ちが悪くて

1日のほとんどをホテルで寝て過ごしていた。

 

あータイに来て4週間ほどの間

1度もお腹を壊したことがなかったのにな〜

 

と体調を崩すタイミングに対して悔しさがこみ上げてくる。

 

でも、

ホテルで年越しの瞬間を迎えるのは寂しすぎるし悲しすぎる。

 

私は寝たら治ると信じて再度睡眠を取ることにした。

 

夜の8時に目を覚ます。

 

あれ?意外といいかも!

 

私の計画通り体調は回復(笑)

それから外に出る準備をして10時頃ホテルを出た。

 

ターペー門までは歩いて20分程度。

私が泊まっているホテルの周辺は割と静かだったが、

門に近づくにつれてロケット花火の音や、

人々の声、どこかのアーティストの歌声

賑やかさが増していく。

 

私の気持ちも上昇していき、

数時間前までの気持ちの悪さはもうどこにもなかった。

 

 

ターペー門が見えた!

 

門の付近には沢山の人が集まっている。

 

私はその隙間をくぐり抜けた。

 

そこには大きなステージ

キラキラ光るイルミネーション

たくさんの屋台

カウントダウンを待つ人々

 

とても賑わっていた。

こんなに人が集まる場所に来るのは数年ぶりだ。

 

私は1人でそこを訪れたが、

なんだか寂しさは少しも感じなかった。

 

私が年越しをターペー門でしようと決めた理由の一つ

カウントダウンの時にもコムローイと呼ばれるランタンが飛ぶのを見れること。

 

それをネットで見て

せっかくタイに行くのだから

コムローイを見よう!!!

 

と決めて来ていたのに、

タイについて最初の滞在先で

『飛行機事故が会って危ないから今年はコムローイ飛ばないと思うよ』

と現地の人に知らされた。

 

ガーーーン。マジか~

 

少しがっかりしたが、でもタイのカウントダウンは気になる。

コムローイは残念だったがカウントダウンは行こうと決めていた。

 

ターペー門についてから私は屋台で食べ物と飲み物を買った。

 

それから年越しの瞬間を迎えるための場所を探す。

 

屋台を抜けると川があり、川沿いにはたくさんの人が集まっていた。

私はここで年越しをしようと場所を確保する。

ひと息ついて買った食べ物でお腹を満たしていたとき、

 

目の前で大きな白い紙を広げている人がいた。

 

私は目を疑ったが

それはまさにコムローイだった。

 

え!飛ばそうとしてるやん!

 

それから次から次にコムローイを飛ばそうとする人たちが現れる。

そしてどんどん夜空に飛んでいく。

なんとも幻想的だった。

 

見れないと思っていたものが見れるのは嬉しさが何倍にもなる。

 

飛行機事故も心配しながら、

夜空に浮かんだ小さな光の粒たちを眺めた。

永遠に見れる。と私は思った。

 

そしてなにより心温まった瞬間があった。

それは、知らない人が飛ばしたコムローイが低空飛行を続け川に落ちそうになったとき、

その場にいた人たち全員が

 

『アップアップ!!』

『がんばれ』

 

などと声援を送り、

コムローイが軌道修正をして夜空に向かって飛んだ瞬間

拍手喝采!!!👏

とても盛り上がった。

 

最高の瞬間だった。それを何度も味わうことができた。

 

 

そしてカウントダウンは突然に。

 

 

5秒前から始まった。

 

5...4...3...2...1...

 

HAPPY NEW YEAR✨

 

あっという間に2023年。

たくさんのコムローイと打ち上げ花火

夜の澄んだ空気

年越しを喜び合う人々

 

なんとも素敵な景色!!

 

いい経験ができた。とても楽しかった。

今年も最高の1年にしようと心に誓った。

 

30分ほどその場に私はいてその雰囲気を味わっていた。

 

それからホテルに戻ることにした。

 

50歩程歩いたとき、

あれ?なんか気持ち悪い・・・

 

 

 

 

そして私は人が集まっていないところに走り

口からキラキラ光るものを出してしまった。

 

最後に汚い話をしてしまって申し訳ないが、

おそらく人間の体はよくできている。

多分気持ちでコントロールされていたが

私の体は限界だったのだろう。

年越しを目一杯楽しんだあとのタイミングで良かった。

自分の体にお疲れ様、ありがとうと伝えた。

 

その後は体調を崩すことなく元気に過ごしている。

 

私は2023年の年越しを忘れることはないだろう。