Let's live happily

ニート女の旅日記

ベトナムの公共バスは安くて快適!?🚍

私が宿泊したドミトリーのベットの向かいに寝ていた女性が私に声をかけてくれた。

 

『チャイナタウンに行くけど一緒に行かない?』

 

私はチャイナタウンに何があるのか知らなかったけど、

誘ってくれたことが嬉しくて、即答で『行く!』と答えた。

 

彼女は、ベトナムの地方の方からホーチミンに遊びに来ていたらしい。

1週間ほど滞在していると言っていた。

 

彼女はもちろんベトナム語も話せるが、英語も堪能だった。

ベトナム語で色んな人にバスの乗り方や買い物の仕方を尋ねてくれ

その情報を簡単な英語で私に伝えてくれた。

 

とても親切で、頭のいい女性だ。

 

そんな彼女と初めて乗ったバスは

私の想像以上に快適だった。

 

でも

彼女がいなかったら私はバスに乗ることはできなかっただろう。

 

ベトナムのバスは日本のバスのように

バス停に人がいても停まってくれない。

自分が乗る予定のバスが通過するまでに手を上げて乗る意思を運転手に伝えないと、スピードを緩めることなく通り過ぎていく。

ちなみにこの日私達は1本バスを見送った。

 

それから乗る時に衝撃だったのは、全然停車してくれないこと!

ドアを開けてくれているが、

じわーじわ車体は動いている。

まるで観覧車に乗るときのような感じだ。

 

無事に乗ることができた。

 

中は日本のバスとほとんど変わらない。

バスの一番後ろに席を見つけ座る。

 

すると男の人が近づいてきて、私達に何かを伝えている。

ベトナム語・・・全くわからない。

 

彼女が私に通訳してくれて、今お金を払う事を教えてくれた。

 

前払い制のようだ。

値段は7,000ベトナムドン

日本円で約40円ぐらいだ。

30分以上乗車予定だったのでかなり安い。

 

余談だが、ベトナムドンは桁が大きくて慣れるのに1週間かかった。

 

 

お金を払ってしまえばあとは外の景色を楽しむだけ。

運転も荒いわけではないし、怖いと感じることもなかった。

かなり快適。

 

そして次のバス停で降りるとなった時。

 

日本と同じように降りることを知らせるボタンがある。

でも数が限られている。

私が見る限り2.3個ぐらいしかなかった。

 

揺れる車内を慎重に歩き、出口付近にある降車ボタンを押す。

 

バス停に近づくとバスはスピードを緩める。

が、もちろん完全には停まってくれない。

 

早く降りないと、

と焦って降りるとこれも実は危ないのだ。

 

なぜかと言うと

バスとバス停の間をバイクが走り抜けてくることがあるから。

 

私も本当に危機一髪のところだった。

ちなみにベトナムはバイクが歩道を走ることが許されているらしい。

 

 

ようやくついた中華街。

中国の文化は色んな所に広がっているのだと感じた。

それと同時にスラムの雰囲気も味わった。

 

 

帰りももちろんバス。

1回バスを経験しているからだいぶ心に余裕ができた。

 

帰りのバスでは乗ってすぐ席に座ると、

運転手さんが私達に向かって何かを言った。

 

また彼女が通訳してくれて、

このバスではお金を運転席まで行って払わなければいけないということがわかった。

 

そういうパターンもあるのだと、また勉強になった。

 

私は彼女のおかげで1人でもバスに乗れる自身を身に付けた。

 

そして何よりもグーグルマップの素晴らしさ。

行き先を検索するとルートと乗るバス停と値段が現地の通貨で表示される。

これさえあれば割とどこにでも行ける気がしてきた。

 

今まで全然活用していなかったがバスは便利だし、安いし、そこの人々の生活を感じられるから積極的に利用しようと思った。