初めての国際線✈ 〜空港には2時間前に行ったほうがいい〜
空港には2時間前に行ったほうがいい。
ネットで仕入れた情報だ。
2時間前に行こうと思ってはいたが、時間にルーズな私は1時間前に到着した。
それでも余裕をこいて過ごしていたら、タイ行きの飛行機の搭乗案内を終了しますのアナウンス!?
私は急いでガラガラのカウンターに確認した。
すると、きれいなお姉さんたちが急ぎ始め
『ご案内しますね』
と長蛇の列の横の抜け道に案内され、ついて行くと
もうそこは保安検査場。無事に通過することができ安心していた。
そして気づいた。
見送りに来てくれた友達に行ってきますを言うまもなく、友達のがいる場所まで戻れない所まで来てしまっていたことに。
思っていた出発の感じと全然違う。
少しのお別れを惜しむ時間を思い描いていた数時間前・・・
1時間前についても余裕がないのが国際線なのかと勉強になった日。
でも、これも印象に残る出発の日になった。
『笑うしかないよね』と友達と言い合った。
そんな旅のスタートも私らしくていい。
それに、忙しない方が緊張する暇もなく流されるがまま搭乗ゲートまで行けたので
良かったのかもしれない。
でも次からは2時間前には空港に行こうと誓った。
保安検査場を過ぎ、
まずはおにぎり2つとお茶を購入した。
日本の空港でタイバーツに両替しておこうと両替機に接近。
ボタンを押したが使い方がわからなすぎて時間が無さすぎて断念。
現地でも両替はできるだろうからここで両替するのは諦めた。
ついに搭乗ゲートが開いた。
順番に案内されていく。
Cグループ
私が乗る順番が来た。
バーコードを提示し、いざ搭乗。
キレイなお姉さんが『コップンカー』と挨拶をする機内へ。
いよいよ私の旅が始まるんだと実感した。
右にも左にも知らない人が座っている。
でも、日本人だらけで少し安心した。
色んな言語が飛び交う機内。
ワクワクの気持ちがどんどん高まっていくのを感じた。
通路側の席。
今から私の一人旅が始まるんだ。と覚悟を決めた。
機体が浮く感覚に心が踊った。
約6時間のフライト。
初めての機内食。
機内では、映画「トロールズ」を観てポピーの奮闘に勇気をもらった。
6時間のフライトはあっという間だった。
いよいよタイの地に足を踏み入れる。
空港は想像以上に広かった。
なんとなくみんなが歩いていっている方についていく。
入国審査だ。
パスポートとタイから出国するための航空券の予約確定メールを用意。
無事に入国できた！
達成感をすでに感じた。
海外に一人旅に行きたいと思った日。
それを今日スタートさせることができた自分を褒め称えたい。
旅はまだまだこれから。
次はチェンマイに行くために国内線へ。
やればできる。なんとかなる。
そんな気持ちで歩みを進めた。
