Let's live happily

ニート女の旅日記

タイでも小指はぶつけます💫

誰もが経験したことがあるだろう。

角で足の小指をぶつけたときの尋常じゃないほどの痛みを。

 

私は一人で旅ができていることに浮かれていたと思う。

宿泊先の部屋の中を軽やかな足取りで歩いていた夜の10時頃。

 

 

ズーンと私の足の先に衝撃が走った。

 

 

ベットのフレームで足の小指をぶつけた。

 

 

ベットに横たわり悶絶していたとき。

1人で海外に出てきて以来初めての経験、初めての感覚に心を踊らせていた私が

旅に出て以来初めて味わった、初めてじゃない感覚。

 

夢の世界から現実世界に一気に戻された感覚だった。

 

少し大げさだが、期待に胸を膨らませ、

出会う人々に助けられながら1日を終えることができた達成感を

気持ちよく味わっていた矢先の出来事だったため余計にそう感じたのかもしれない。

 

 

それと同時になぜか安心感のようなものも感じた。

 

 

私は考えた。

1人旅は自分で決めて、自分がスタートさせたもの。

ウキウキ、ワクワク

どんな状況も楽しむ!

そんな心意気で今も過ごしている。

 

でも、

ほんのちょっと不安もある。

 

初めての経験の中には

自分では想像することのできないような危険もないわけではないから。

 

 

小指をぶつけたことによって私が感じた安心感の正体は

 

 

どこに行ったって変わらない物事があるんだなってこと。

 

 

物事は、初体験のときより2回目の方が安心して取り組める。

人間も動物もそうやって経験をしてそれを繰り返して成長していくものだと私は思う。

 

 

経験したことがある物事は、私の心を安心させてくれる。

タイで小指をぶつけたことによって強くそれを感じた。

 

 

心に余裕がない時に足の小指をぶつけた日には

何も悪くない、“角” に対して怒りをぶつけた日もあった。

 

 

でも今日は違った。

 

安心感。

 

それから小指をぶつけて安心感を感じる自分に対して

変な奴だなと感じた。

 

 

結局何が言いたかったのかというと、

色んな経験は人生を豊かにすると同時に、

経験したことは、この先心の安心材料になるってこと。

 

やってみたいけどできていないことありませんか?

 

最初は誰でも不安。

初めては人と一緒でもいい。

 

 

やるかやらないか

 

よく聞く言葉。

 

色んな経験をしている人、自分から色んな経験をしに行っている人は

地に足がついてずっしりしている気がする。

そして頼りになるし、尊敬する。

 

それは、安心感を積み重ねた結果だと私は思っている。

 

大したことじゃなくてもいい。

ちょっとやってみたいな

と思っていたことをやってみるのって思っているより難しい。

 

0から1を踏み出すことができる人ほど魅力的な人はいない。

 

私はそういう人になりたしそんな人生を歩みたい。

 

と心に誓った日。

 

 

小指をぶつけただけなのに。