Let's live happily

ニート女の旅日記

散歩していたらスペイン人の男性と友達になり1泊2日の旅行に行くことになった話。②

散歩をしていて仲良くなったスペイン人との旅行当日。

 

ikanohitoritabi.com

 

14時半〜15時の間にパーイ行きのバスがあなたのホテルに迎えに来るから。

と言われていた。

 

これはタイあるあるなのかもしれないが、時間通りにはまず来ない。

15時半頃ようやくバスが来た。

 

バスに乗り込むと、スペイン人の彼はすでに乗っていた。

私のために窓側の席を空けてくれていたようだ。

とても優しい人だと思った。

 

バスでパーイまではバスで3時間。

道中は、日本語講座とスペイン語講座を繰り広げ

とても楽しくあっという間にパーイについた。

 

まずはホテルにチェックイン。

宿はすでに予約してくれていた。

素敵なコテージだった。

宿代の半分を彼に渡す。

 

その後はパーイのナイトマーケットに行った。

 

ナイトマーケットは屋台や雑貨屋が並んでいる。とてもコンパクトだ。

パーイの町にはおしゃれなバーたくさんあった。

ほとんどが外国人観光客で埋め尽くされていた。

 

でもそこを少し抜けると、川があったり緑があったり

自然が豊かで空気が美味しい。

 

とても小さな町だがとても賑わっていて魅力的だ。

私はこの町が大好きになった。

 

パーイについた時間がだいぶ遅かった為、

一通りナイトマーケットを歩いたあとは

屋台で夜ご飯を食べ、コンビニで缶ビールを1本とおつまみを買って

ホテルに戻ることにした。

 

ホテルは自然の中に囲まれた素敵な場所だ。

 

目の前に草原が広がり、中心にちょっとした休憩スペースがある。

そこで夜風を浴びながら晩酌をした。

彼は色んな国の音楽を聞かせてくれた。

とても素敵な時間だった。

 

パーイに来て本当に良かったと心の底から思った。

 

ホテルに戻りシャワーを浴びた。

シャワーがとても冷たくて

彼はシャワーが冷たいホテルを選んでごめんねと謝っていた。

 

気にしないでと伝えると

あなたはストロングウーマンと言っていた。

 

長旅で疲れていた私は彼に「ありがとう」と「おやすみ」を告げて寝ることにした。

 

次の日の朝、彼は

『あなたはすごく寝ていたけど、僕は蚊が飛ぶ音や、屋根を動物が歩いている音が気になって全然眠れなかったよ。たまらず耳栓をしたよ。あなたは聞こえなかったの?』

と言った。

 

私はそれが聞こえないくらい爆睡していた。

 

不用心かもしれないが、

それだけ私は彼を信用していたのだと思う。

 

彼は私より10個ほど年上だ。

友達であり、旅の先生であり、お兄さんのような存在だ。

 

こんな人に出会えた私はなんてラッキーなんだと、

思い切って彼とパーイに行く決断して良かったと思った。

 

と、自分の運の良さに浸っていたのも束の間。

 

実は帰りのバスの予約ができていない。

 

昨日はパーイについたのが遅かった為

次の日の予約ができなかった。

『あなたは明日チェンマイに戻らないといけないんだよね。

僕はあなたと一緒に帰るか、残って観光するかまだ迷っている』

と言いながら、彼は色んな人に明日のチケットを買う方法を聞いてくれていた。

 

なんて優しい人なんだ。

こんな人他にいますか!!!!

 

色んな人に確認してくれて、『明日の朝イチで窓口に行って買うしかないね』と

なっていたため、朝から窓口に行った。

 

彼は『バスの空きはあるかな?ドキドキするね』と言った。

 

そして窓口のお姉さんに確認。

一日に約5本ぐらいチェンマイ行きのバスが出ているようだ。

空きがあってくれと2人でお願いした。

 

 

でも、その願いは通じなかった。

 

 

今日のバスはいっぱいです。とお姉さんは言った。

 

どうするか話し合った結果・・・・

パーイを少し観光して・・・

 

 

 

ヒッチハイクチェンマイを目指すことに!!!!!!

 

またまた大冒険になりそうな予感。

つづく。